2023.02.20
日本交通横浜で相乗りタクシーの実証実験
横浜市は20日、同市旭区でタクシーを活用した相乗り移動サービスの実証実験を始める。相模鉄道本線の鶴ケ峰駅と、同駅から約1キロメートルほど離れた本宿町エリアに計7カ所の乗降地点を設定。地域の自治会などで決めた時刻にタクシーが到着し、決まった料金で同駅まで往復する。需要や料金設定などを検証する。
実施期間は3月18日までで、日曜日は運休。タクシーの運行は日本交通横浜(横浜市)と二重交通(同)が担う。乗降地点と同駅の区間の運賃を900円とし、相乗りする利用人数で割る。2人利用で1人450円、3人利用で同300円とする。今回の実験では1人でも450円で利用できるようにする。
利用には電話予約が必要。本宿町側発は午前9時から11時半、駅発は午前11時から午後4時。対象となる本宿町の東部地域は同駅まで高低差が30メートルあるなど坂が多い。高齢者や子育て世帯などの昼間の移動手段の一つとして通院や買い物などで利用を促したい考えだ。
引用:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC145M90U3A210C2000000/